解決手段を否定すれば問題は消滅するか

問題に対する特定の解決手段を「不適切」だと批判したところで、問題が消えるわけではない。それにもかかわらず、「不適切な解決手段」を批判したところでみな満足し、問題のことを忘れてしまうのは何故だろうか。
同様に、問題を抱えている当事者が(解決の糸口を見つけるために)思いついた特定の原因を第三者が否定したところで、問題が消えるわけではない。それにもかかわらず、原因を否定することで当事者を「安心させた」「慰めた」はては「問題を解決してやった」と思う人間が少なからずいるのは何故だろうか。


※後者の簡単な例「私が毎日楽しくないのは趣味がないからじゃないかな」「そんなことないよ。趣味が無くても楽しく暮らしている人は一杯いるから、そんなこと気にしなくても大丈夫!」